知名度も上がり、すっかり日本に定着しつつあるオキシクリーン。
使い勝手も良く、汚れ落ちが抜群!
手放せない存在になっているママさんも多いでしょう。
ですが、頭の中でチラつくオキシクリーンの安全性について。
赤ちゃんがいるご家庭の場合、特に気になりますよね。
今回はオキシクリーンの赤ちゃんへの安全性についてまとめました。
目次
オキシクリーンは赤ちゃんに安全?
結論から言うと、「製品による」と私は考えています。
ただ、オキシクリーンは安全かは、人によって「安全」と思う方と「安全でない」と思う人がいると思います。
理由としては、
- オキシクリーンは3種類ある
- 安全性が確立していない成分もある
あるのですが、
3種類のオキシクリーンによって成分が違うこと・成分への気遣いは人によって全然違うこともあるので、人によって「安全」と考えるか「安全ではない」と考えるか変わってくると思うんですね。
それぞれのオキシクリーンの成分の紹介と、
私が赤ちゃんに使って安全と考えているオキシクリーン・ベビー用品にはオススメできないオキシクリーンについて紹介しますね。
オキシクリーンは実は3種類!それぞれの安全性の違いは?
オキシクリーンには、
- 日本製のオキシクリーン
- アメリカ製のオキシクリーン
- オキシクリーンベイビーoxiclean baby
といった3種類のオキシクリーンがあるんですね。
この3つはそれぞれパッケージや成分が微妙に違うんです。
まず私個人の意見としては、
日本版オキシクリーン→安全
アメリカ版オキシクリーン→安全とは言い切れない
オキシクリーンベビー→安全とは言い切れない
と考えています。
オキシクリーン、ベビー版でも安全じゃあない?!とちょっとビックリしてしまいますよね。
その理由について説明していきますね。
1 日本版オキシクリーン【中国製】は赤ちゃんに安全?
日本版オキシクリーンは、
- 過炭酸ナトリウム
- 炭酸ナトリウム
といった「漂白剤成分」のみでできています。
主成分は、過炭酸ナトリウムになりますが、
過炭酸ナトリウムは水に溶けることで、
- 炭酸ソーダ
- 水
- 酸素
に分解されます。
つまりは安全性の高い成分と言えるわけですね。
これらの成分は、日本の商品の色々なものに使われていますし、ベビー用品にも使われている成分です。
なので私は、日本製オキシクリーンは比較的安全性が高いと考えています♪
また
- 蛍光剤
- 香料
- 塩素
- 界面活性剤
などの「安全と言い切れない」成分が配合されていないところもポイントです。
日本版オキシクリーンにはデメリットもある!
日本版オキシクリーンは、アメリカ製オキシクリーンと成分が違うため、
泡立ちは、モコモコ~とは泡立ちません。
見た目は、重曹やクエン酸のように、「白」のみ。
なので、アメリカ版オキシクリーンを使っていた人からするとん?と思う部分も。
また、成分も違うので、アメリカ製のオキシクリーンより「落ちが悪い」なんてこともあるかと思います。
2 アメリカ製のオキシクリーンは赤ちゃんに安全でない?
アメリカ版のオキシクリーンの成分は、
- 過炭酸ナトリウム
- 炭酸ナトリウム
- 界面活性剤
- 蛍光増白剤(1%未満)
- 香料(1%未満)
主な成分は、日本版オキシクリーンの成分である「漂白成分」。
加えて、「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」が入っています。
※界面活性剤とは、石鹸などに入っている成分で、汚れが水に溶けやすくなります。
アメリカ版のオキシクリーンは日本版オキシクリーンより汚れ落ちがいいとされているのですのですが、その秘密はこちらの界面活性剤なんですね。
見た目も、日本製と違い、青いツブツブが入っています。
泡立ちもモコモコ~とすごいです♪
その代わりといったらなんですが、「界面活性剤」は安全性が確立されていないのです。
なので、お肌に優しいかと言われると、イエスとは言い切れないし、安全か安全でないかで言えば、「安全とは言い切れない」というわけですね。
界面活性剤とは?
界面活性剤には色んな種類があり、説明すると難しくなりますので簡単に言うと、
「水と油を強引に混ぜてしまう成分」です。
水と油って混ざりませんよね??
その2つを強制的にくっつけちゃおうぜ!といった成分です。
こちらは、食品にも使われています。
「乳化剤」って聞いたことないですか??
乳化の意味は、油と水を界面活性剤でくっつけちゃうことです。
つまりは乳化剤=合成界面活性剤となります。
で、先程も申したとおり、この界面活性剤については安全性が確立されていません。
ですが、私達の生活のいたるところに使われていたりします。
- シャンプー
- 洗剤
- 化粧水
や乳化剤として、
・マヨネーズ
・マーガリン
・アイスクリームなど。
なので、「危険だ!」と決めつけてしまうと、現代を生きる上でとても生きにくくなるとも思うんですね。
界面活性剤について詳しく知りたい方は、こちらが参考になりましたよ♪
で、もう一点の成分の蛍光増白剤や香料。
こちらも安全とは言い切れはしないでしょう。
ただ、アメリカ版オキシクリーンの成分、蛍光増白剤と香料は、パッケージにも表記されていない成分なので1%未満であると言えます。
※1%未満は成分表記義務がありません。
なので、主成分ではないので、人によってどう思うか大きく変わってくる部分なんですね。
3 オキシクリーンベイビーは赤ちゃんに安全とは言えない?
オキシクリーンベビーの成分は、
- 過炭酸ナトリウム
- 界面活性剤
- 炭酸ナトリウム
- 分散剤
となっています。
やはり界面活性剤が入っています。
アメリカ版オキシクリーンと何が違うのかというと、
- 蛍光増白剤と香料が配合されているのがアメリカ版オキシクリーン
- 蛍光増白剤と香料が配合されていないのがオキシクリーンベビー
こんな感じです。
ベビー用なんだから、安全なのでは?と思いますよね。
でも実際に使って問題があったり、身体に悪いか?などは、確立されていないので確かめようがないのです。
しかも、ベビー用と書いてあるくらいなので、赤ちゃんにも安心して使ってください!
と言ってるようなモノですよね。
この辺りは、個人個人の生きる上での考え方によって違うと思います。
「合成」だから悪いわけじゃない。
世の中、そんなモノはありふれてる。
みんな使っているし、気にならない
って人もいるだろうし、
できるだけ安全なモノがいい。
赤ちゃんには、「合成」は使いたくない。
て人もいますよね。
ただ、「ベビー用として販売している」という点は、判断基準になりやすい部分かと思います。
結局、赤ちゃんにはオキシクリーンを使って大丈夫なの?
100%安全とは言い切れないですが、気にする方は、日本製を使うのがベターではないかと私は思います。
私自身も、安全性とか気にするタイプなので、日本製オキシクリーンを使っています。
ですが、そもそも赤ちゃんの何にオキシクリーンを使いたいかにもよりますよね。
例えば、赤ちゃんの服やよだれかけって洗濯しても、何だか乳臭い。といった場合。
この場合は、母乳汚れになるので、タンパク汚れで酸性になるんですね。
なので母乳汚れは、オキシクリーンよりセスキ炭酸ソーダが効果的だったりします。
オキシクリーンは、セスキ炭酸ソーダの成分と似ているので、オキシクリーンを使っても汚れは落ちます。
が、安全性などが気になるのであれば、セスキ炭酸ソーダも安全ですし、結構オススメですよ(*^^*)
ちなみに我が家の場合は、
- 靴など、直接肌に触れる面積が少ないモノはオキシクリーン
- 肌に触れる箇所が多い洋服は、セスキ炭酸ソーダを使っています。
オキシクリーンは赤ちゃんに安全?種類ごとの私の考察まとめ
安全性って難しいですよね。
- 身体内部への影響
- 皮膚などの影響
- 環境への影響
安全といっても色々ありますし、情報もありふれているので迷ってしまいますよね(´;ω;`)
私も気になって色々調べてしまったりしますが、キリがなくなってしまったりして^^;
結局は、
自分の今ある知識で、どれだけ守ってやれるか
なのかな、とも思ってきました。
結局どれがいいのか?という部分では、安全を考慮すれば日本製が安全かと思います。
なので、こういった3択があれば、私は一番後悔の確立が低い日本製を選びます。
余談ですが、タンパク汚れは、アルカリ性で効果的に分解でき、臭いもなくなります。
洗濯する直前ではなく、汚れてすぐに洗濯までの間つけておくのが理想的です。
湿った(汚れた)ままだと、すぐ菌が繁殖し、カビや雑菌臭の原因になりますよ~
良かったら参考にしてくださいね(*^^*)