粉ものをどうやって保存しようか悩んでいませんか?
よく使う小麦粉や片栗粉はできるだけ使い勝手よく収納したいもの。
また、収納場所にも困るところですよね。
今回は
- 粉ものの保存に適した場所
- 粉ものの収納方法
についてまとめました(*^^*)
良かったら参考にしてくださいね。
粉ものの保存方法
粉ものの収納は、実はとてもデリケートなので保管には気をつけないといけません。
粉ものの保存を常温やシンクの下に収納している方、絶対NGですよ!
私の実家でも案の定、シンク下に保管していたので即座に止めてもらいました^^;
粉ものの保管に気をつける理由は?
理由としましては
- 粉ものは酸化が早く劣化しやすい
- コナダニは粉ものが大好物
この2つ。
粉もの保管に注意する理由1 酸化が早く劣化しやすい
空気に触れると大体のものは酸化が始まりますが、粉末の場合は特に酸化が早くなります。
何でかというと、大きい個体の場合は外側のみ空気と触れますが、粉末の場合は一粒それぞれ空気に取り囲まれるカタチになるんですね。
表面積が大きくなることで、酸化が早く進むのです。
粉もの保管に注意する理由2 コナダニの大好物
酸化はどの食品にも言えることなので、それほど気にする必要はないと思いますが、問題はダニです。
粉ものは「ダニ」が湧きやすく、気をつけて収納しないとすぐにやられちゃいます。
小麦は、コナダニの大好物なんですね。
そして侵入してしまえば、中で大繁殖します。
さらにコナダニを餌にしようと他の虫もどんどんやってくる…
何が問題かといいますと、それを口にしてしまえば小麦アレルギーを起こしたり、最悪の場合アナフィラキシーラーショックを起こすことも。
小麦粉を食べ、アナフィラキシーラーショックを受けて死亡事故も出ています。
コナダニは、非常に小さいので小麦粉に紛れてもなかなか分かりません。
見た目が、小麦粉類とは、ほとんど区別がつかないので繁殖していても分かりづらいのです。
もし、今、保存状態に自信がなくて古いものがあれば使わないことをオススメします。
繁殖させないことが大事です。
粉ものの保存のポイント
粉もの保存のポイントは、
- 密閉
- 湿気を防ぐ
- 高温の場所に置かない
この3つ。
コナダニの侵入方法は、
- 袋のスキマから
- ビニールをやぶる(種類による)
- 温度や湿度
これらなので、密閉にして侵入防止をし、高温多湿から守ることが大事です
粉ものの保存に適した場所は?
適しているとされている場所は、冷蔵庫です。
理由は上記のコナダニの発生条件とコナダニを阻止する保存のポイントに照らし合わせると、冷蔵庫が一番だからです。
ただ一つ、冷蔵庫は「多湿」です。
そのまま保管すれば、ダニが湧きやすくなります。
なので乾燥剤も一緒に入れて保存するのがベストです。
冷凍保存も可
凍ってしまうもんじゃないの?と思いますよね。
ですが、粉ものは冷えても凍ってしまう事は無いのです。
むしろ、いちど開封すると空気に触れて酸化のスピードが一気に上がるので少しでも遅くするために有効
また肉や魚などの食品のように味が落ちることもないです。
ただ、取り出した際に結露が発生してしまうので、冷凍庫に保管する場合は小分けにして冷凍し、使う分だけ取り出すようにしましょう。
我が家は面倒なので、粉ものは冷蔵庫に保管するようにしています。
小麦粉、片栗粉、強力粉、スキムミルク、ホットケーキミックスなど、粉モノって色々ありますよね。
粉モノは入れ替える?
上記でも、適した保存方法は「密閉容器」であるとお話しました。
我が家も、粉ものの場合できるだけ密閉容器に入れるようにしています。
ですが、強力粉やホットケーキミックスなどは、密閉容器には入れていません。
小分けしてビニールに入れて保管しています。
なぜかというと、パン用の強力粉やホットケーキミックスは用途が決まっていますし、我が家では使う頻度が限られているからです。
どちらも一度にまとめて使うことが多いので、3回ほどで使い切ります。
その3~4回使って洗って、保管して、の手間を考えたら、密閉容器に入れる必要はないのでは?と個人的には考えています。
そのかわり、できるだけ早く使い切るようにしたり、使えなさそうな場合は、冷凍庫で保管することが大事。
ただ、必ず、ビニールの上からジップロックで密封して乾燥剤などを入れて保存するようにしています(*^^*)
粉もの収納におすすめの容器
我が家は粉モノの収納は、フレッシュロックを使うようにしています。
フレッシュロックは、
- 軽い
- 縦でも横でも収納できる
- 比較的、安価
- 分解して洗える
といった、収納も使いやすさも長けているので私は気にいって使っています。
詳しくは別記事にまとめています。
特に粉もの収納に適していると思うポイントは「散らばらない」というところ。
どうしても袋のままだと散らばるんですよね~。
フレッシュロックは口の部分を深めにとっているからか散らばりにくい、と私は思います。
まとめ
- 粉ものは、酸化しやすく、コナダニが発生しやすいから保管には気をつけて
- 粉ものの保存場所に向いているのは冷蔵庫や冷凍庫だよ
- 我が家の場合、よく使うものはフレッシュロックという密閉容器、頻度の低いものは小分けしてジップロックに乾燥剤と入れている
ということをまとめました(*^^*)
粉ものは、料理にはかかせないですがデリケートなので、早く使い切るのがベターですね。
参考になると幸いです。